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山口県下関市のクリニック「帆足医院」胃腸科、内科全般、小児科、内視鏡検査機器による消化器疾患の検査・診断・治療

内視鏡検査について

最新の無痛性内視鏡

どんな方でも何もしない状態で、無理やり異物(内視鏡)を突っ込まれたら、苦しいのは当たり前です。当院では内視鏡検査(いわゆる胃カメラ、大腸ファイバー)を楽に受けていただくために、体の緊張を取るお薬(お酒に酔った時のように、少しボーッとなる程度)を注射して検査を行います。人により個人差があり、お薬が効き過ぎる方や、逆に全く効かない方もいらっしゃいますので、初回は平均的な量を使用します。

脈拍や血中の酸素濃度をモニタリングしていますので安心して受診いただけます。また、2回目以降は前回のデータが残っていますので、それを参考にお薬の量を調整しますのでさらに楽に検査を受けることができます。

日本人でいちばん多いガンは胃癌です。また最近、特に増えているガンは大腸癌です。1年に1回の検診としても内視鏡検査をお勧めします。

また、平成19年10月より経鼻内視鏡を導入しました。経鼻内視鏡は経口内視鏡と比較して麻酔なしでも楽に受けられ、検査後すぐに帰宅できます。但し、デメリットもありますのでご相談ください。

経鼻内視鏡を導入しています

当院は、以前より胃カメラ(経口)を楽に受けられるよう、工夫を重ねてまいりましたが、平成19年10月より鼻からスコープを挿入する経鼻内視鏡を導入し、さらに平成29年3月よりレーザー光源搭載の新世代内視鏡システムを配備いたしました。

従来行ってきた麻酔下の経口内視鏡との違いは下記の表の通りで、患者さんと相談していずれかを選択しております。なお、平成19年7月より導入された下関市胃癌検診内視鏡検査では規程として麻酔等の注射の使用ができませんので経鼻内視鏡がお勧めです。

経口内視鏡の特徴

挿入率 ほぼ100%
嘔気・嘔吐 麻酔をかけますので、うまく効けばありません。
鼻腔の疼痛
出血 喉からの出血は、激しい嘔気がなければありません。
麻酔 使用しますので検査後1時間~1時間半程度休んでいただくことになります。車での来院は注意が必要となります。
診断性能 精密検査に適しています。

経鼻内視鏡の特徴

挿入率 鼻腔の狭い方は挿入が難しく経口へ変更します。
嘔気・嘔吐 90%の方は嘔気・嘔吐がありません。楽です!
鼻腔の疼痛 半数近くの方が何らかの「痛み」を訴えています。主に痛みを感じるときは挿入時です。鼻腔さえ通過すればこの痛みはほとんどありません。また女性のほうが鼻の痛みには鋭敏という結果が出ています。
出血 鼻出血の頻度は100例中2例程度です。適切な処置により止血が可能です。
麻酔 使用しませんので検査後、すぐにお帰りいただけます。車で来院することも可能です。
診断性能 レーザー光源搭載の新世代内視鏡システムの導入により経口内視鏡内視鏡に近い診断性能となりました。

快適な大腸内視鏡検査

痛みのない内視鏡検査を目指して

「大腸内視鏡検査は、痛いらしいので怖い、嫌だ、できれば受けたくない」、「前処置で、たくさん水を飲まないといけないし、何回もトイレへ行ったりするのが面倒だ」「他の人と一緒になるのが嫌だ」などのお悩みで、大腸内視鏡検査を受けるのをためらっている方はいませんか?

当院では検査時に、鎮静剤・鎮痛剤の注射を行い、腸に負担のかからない挿入法を心がけておりますので、安心して、大変楽に検査が受けられます。さらに検査後のお腹の張りを予防するための炭酸ガス注入装置を使用しております。

大腸個室前処置室

快適に検査を受けていただけるよう、プライバシーを重視した大腸個室前処置室をご用意しております。ゆったりとした気分で、前処置が受けられます。ご高齢の方等で、前処置の不安な方には、前日入院にも対応しておりますので御相談下さい。

内視鏡検査の費用(目安:保険診療3割負担の場合)

  • 検査(観察)のみ  胃カメラ 約4,000円、大腸ファイバー 約5,000円
  • 検査+組織検査  胃カメラ 約8,000円、大腸ファイバー 約10,000円
  • 大腸ポリープ切除(一泊入院)  約30,000円